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1984年11月28日。この日、36名の女性たちは年甲斐もなく、小学校新1年生のように胸がドキドキしていた。新入学といえば、誰もがもう何十年も前の話だが、その時と違うのは、みんな社会的にも家庭的にも、それなりに恵まれた環境に感謝できる素敵な女性になっていたことだ。
「誕生」というものは、誰の心をも新鮮にする。会場のホテルニューオータニ博多には数百名のお客さまが、国際ソロプチミスト福岡ー東クラブの誕生日である認証式に集ってくれていた。
ここまでくるのに、国際ソロプチミスト福岡クラブに手取り足取り教えてもらいながら準備をしてきた。前日には、みんなで式典進行の練習もした。そう、まるで小学1年生のように。会員それぞれが自分の役割をこなしながら、この日を迎えた。安堵感よりも、この盛大なお祝いの会がつつがなく終わることに、ただただ集中していたような気がする。
福岡ー東クラブの認証は、国際ソロプチミスト福岡の10周年記念行事の1つとしてスポンサーシップされた。
国際ソロプチミストのクラブは、自分たちでつくろうと思ってできるものではない。言い換えれば、苦労してつくられる会と違って、産まれるべきして産まれるもので、もしかすると恵まれた誕生のしかたかもしれない。しかし、それだけに会員がみんなで力を合わせ、ソロプチミスト精神の使命感に燃えるものだ。
産みの苦しみを知らない新しいクラブは「親」から教えてもらい、よちよち歩きをしながらも成長し、女性のために、社会のために貢献しながら、やがて今度は自分たちが母親となって、その奉仕事業をさらに広める使命をもって「子」が産まれていく。こうして福岡ー東からもスポンサーシップで、国際ソロプチミスト宗像と国際ソロプチミスト福岡ー北という2つのクラブが産まれた。
福岡ー東クラブは、2003年に20周年を迎えた。毎月開催される例会で意見が沸騰する様子に、はじめて来た人はびっくりするらしい。侃々諤々・・・若い。意見がまっ二つにわかれることも当然ある・・・一生懸命。意見が言えないとか、押さえつけられるといったものがないという。しかし、いったん物事が決定されたら、そのゴールに向って全員が一致団結してがんばる。どうやらこれは元気な福岡ー東の変わらない特徴らしい。
これからも福岡ー東クラブらしさを生かして、地道に、いろいろなボランティア経験を重ねながら、女性と女児のために、同じ女性だからわかる声を結集して、地域のオピニオンリーダーとなる存在にならなければ思っている。
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